こんなに大きく育ちました！～斜里町農業士の和牛育成改善～（清里支所）
普及センターでは農業士でもある斜里町農業者のプロジェクト活動に対し、令和4年に1年間かけて、和牛育成牛の体高胸囲測定と飼養管理の改善箇所を見つけていくための支援をしました。支援のきっかけは、JA担当との打合せ時に「牛を市場に連れて行くと小さいって言われるんだよね」という農業者の発言からでした。
毎月、普及センターと農業者でほ乳・給水の状況、飼育環境・敷料の状況、給与量の段階的な増加を確認しながら話し合いを進めた結果、疾病による治療が減り、計測牛は予想以上の発育になりました。農業者からは、「今後は、農業者が互いに情報交換をできる場を作っていきたい」との意見が聞かれています。
活動は和牛女性部の情報誌「べこママ通信」に掲載し、他の農業者へ紹介しています。
普及センターは、農業者と課題解決ができるように、これからも話し合いを進めながら活動支援を行っていきます。
小さかった仔牛が
こんなに立派な後継牛に育ちました
グラフ化した1年の生育の軌跡
