ベトナム人技能実習生向け酪農技術講習会を実施しました(紋別支所)
令和4年12月16日(金)、普及センターでは、ベトナム人技能実習生(以下、実習生)向けに酪農作業についての講習会を実施しました。
今回の講習会は農協より依頼を受け、普及センターが講師(ベトナム人通訳者あり)を務めたもので、年内では3回目となります。
今月3日より入国後講習を受講中の実習生16名は、緊張した面持ちで受講し、搾乳手法や牛の扱い方について真剣に耳を傾けていました。
牛の模型を用いた搾乳の練習では、積極的にミルカーの装着を行い、実習生の意欲の高さをうかがうことができました。
講習の終盤では、素手と手袋でどれくらい清潔さに差が出るのかを見るため、ルミテスター(ATP拭き取り検査機)を用いた簡単な実験を行いました。自身の手のひらの汚れ具合を数値で見た実習生は驚愕した様子で、慌てて手を洗いに行く姿も見られました。
年明けにも4回目の講習が予定されており、普及センターでは引き続き支援を行っていきます。
真剣に聴講する実習生の皆さん
牛の模型で搾乳の練習
ルミテスターで手のひらの清潔度チェック