令和6年2月5日（月）、美幌町馬鈴薯生産組合の冬期研修会が開催され、農業者19名の他、JA、メーカー、普及センターより参加がありました。
研修会では、メーカーより令和5年産の美幌町における加工用ばれいしょの品質に係る講話がありました。その後、普及センターの田村専門普及指導員より、令和5年産の振り返りと気象変動を踏まえたばれいしょ栽培技術などの講話を行いました。また、石垣普及職員より、シストセンチュウ抵抗性の新品種「しんせい」の試験結果について情報提供をしました。
農業者からは、「令和5年産は低比重との話だが、道外産の品質は？」「（気象変動対策技術としての）早期培土によって黒あざ病は増えないの？」などの質問があったほか、メーカーや農協職員からも質問があがり、積極的な情報交換がなされました。
研修会を通し、令和6年産へ向けた生産意欲が高まりました。普及センターは引き続き、ばれいしょの安定生産へ向けた農業者への支援を行っていきます。
田村専門普及指導員より、令和5年産の振り返りを講話
美幌町の加工用ばれいしょ生産者が熱心に研修
