令和6年2月26日にJAびほろ、2月29日にJAつべつにて、JAと普及センターが連携し畑作物の栽培技術講習会を行いました。2日間で農業者、JA職員など延べ109名が出席しました。
講習会では、普及センターの畑作担当職員が講師を務め、小麦、ばれいしょ、てんさい、豆類の生産に係る栽培技術を説明しました。
作物、地域に共通する課題は「地球温暖化に対応した安定生産」です。これを踏まえ、栽培様式、病害虫対策など、図表、写真を示しながら技術提案を行いました。
農業者からは「スマートフォンを使用した生育診断方法を詳しく教えて!」「小豆の莢先熟(葉落ちせずに莢が仕上がる現象)を防止する対策はないの?」などの質問が出され、次年度の生産に向けて有意義な情報交換の場となりました。
普及センター美幌支所は、今後も地域農業の課題解決に向け、農業者、関係機関とともに活動していきます。
藤江普及職員が豆類の栽培技術を説明
秋まき小麦の生育診断の実践に向け質問に対応
講義に聴き入る農業者