令和6年6月26日(水)、美幌町、津別町、大空町女満別の若手農業者を対象とした「農村ゼミナール」の第1回目を開講しました。農業者8名に加え、JAの若手職員や役場職員等、関係機関から10名の出席がありました。
第1回目のテーマは「秋まき小麦」で、座学と現地視察を組み合わせて学びました。
座学では、グループワークで秋まき小麦の生育カレンダーを作成し、「DONってなんだ?」「穂が出始めたのはいつだっけ…」など、苦労しつつ完成させました。その後普及センターの竹永係長より、答え合わせを兼ねた講義がありました。
現地視察では、美幌町の指導農業士である高崎義明氏のほ場を訪ね、「ゆめちから」と「きたほなみ」の2品種を見比べました。高崎氏からはは種時の留意点、病害虫防除を含めた栽培管理についてのお話しを頂きました。座学で学んだ知識を現場で確認できる良い機会となりました。
農村ゼミナールは2年計画で、計8回開催予定です。普及センターは若手農業者を中心とした学びの場作りを通し、地域の担い手への支援を行っていきます。
佐々木支所長より、開講の挨拶がありました
苦戦しながらも、生育カレンダーを完成させました
指導農業士である高崎氏のほ場にて、小麦を見比べました