オホーツク地区農作業安全・応急救護研修会を開催しました(広域)

令和6年11月21日、美幌町みらい農業センターを会場に、オホーツク地域GAP導入推進会議とオホーツク地区農作業安全推進本部が連携し、研修会を開催しました。

はじめに美幌・津別広域事務組合消防組合本部美幌消防署に講師を依頼し、応急救護研修を行いました。応急救護の方法を座学で研修し、続いて心臓マッサージとAED使用した実習を行いました。

農作業安全研修は、農研機構の積グループ長より「畑作における農作業事故対策及び安全確認等について」と題して講演をいただきました。安全対策は農業経営を支えるインフラで、よい経営と生活を続けるための営農技術として取り組まなければいけない課題であり、「モノ、環境、作業」の見直し・改善に取り組み、現場毎の対策を仲間や家族と考えましょうと進め方を学びました。

実技研修は、①VRゴーグルを用いた作業事故体験と、株式会社北海道クボタの協力をいただき②実際にトラクタに乗車して死角確認、③転倒角度体験装置乗車を、美幌みらい農業センターの機械を活用させていただきながら行いました。

参加者からは、「AEDがないときの救急の対応は?」「研修で作業事故を起こさないための工夫が得られ、実践したいと思った」「VRゴーグルの農作業事故体験は臨場感があり、より事故の怖さを感じることができた」「トラクタの転倒角度は、傾斜20度の畑は普通にあると思っていたが、経験したことがない角度で恐怖を感じた。トラクタの死角は思った以上に広かった」「地域で農作業死亡事故があったので、対策を知るため研修に参加しました」などの安全に対する声が多数聞かれました。

普及センターでは、関係機関と連携し、作業の効率化や農作業安全の推進に取り組んでいきます。

心臓マッサージとAEDを使用し実習

心臓マッサージとAEDを使用し実習

積講師より「本当に「経営と生活を守る」ための考え方」を研修

積講師より「本当に「経営と生活を守る」ための考え方」を研修

運転席から死角になる前方と左後方の距離を確認

運転席から死角になる前方と左後方の距離を確認

カテゴリー

網走農業改良普及センターのカテゴリ

お問い合わせ

オホーツク総合振興局網走農業改良普及センター

〒090-0008北見市大正320番地8北見合同庁舎内

電話:
0157-36-1421
Fax:
0157-36-0016
cc-by

page top