■ 工事種類の紹介 【客土】
客土は改良しようとする農地の土の性質によって違いますが、作土が砂質に偏っていると、水分や養分の保持力が弱く吸収しにくい、さらに組織が粗であるために作物根の支持力が弱く丈の高いものは倒伏しやすい。
一方、粘土質に偏っていると、通気性や透水性が悪く、土の理化学性を損ね、肥料の分解が遅く、作物が生育障害を起こしやすい。
このような農地には、性質の異なる土を混入することで作土の物理性が改善され、収穫量の増加や品質の向上、新たな作物の導入が可能になります。
客土工事の様子
収穫が終わったほ場に、山(土取場)から採取した土をダンプトラックで運んだ後、ブルドーザを用いて厚さが均一になるように敷き均しているところです。
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