令和4年7月22日、津別町内の概ね3年以内の農業者(後継者、新規参入者、農業研修生、法人構成員他)を対象とした「第2回ふるさと塾」が開講され、19名が参加しました。研修は、JAや町、指導農業士、農業士、普及センターが連携し、基礎的な農業経営及び栽培技術の習得と人材育成を目的に行われています。
当日は、たまねぎ、ばれいしょの生育過程と栽培技術について普及センターの中野専門普及指導員、田村専門普及指導員が説明しました。続いて行われた現地研修では、近藤指導農業士から、たまねぎ、ばれいしょのこの時期に発生する害虫や防除薬剤の選択等管理のポイントなどについて「害虫を見るときは葉の表面だけでなく、裏面もしっかり見ること。薬剤の選択で迷ったら、親やJA・普及センター等へ相談すること」とお話を頂きました。最後に受講生へ「常日頃から、作物の生育や害虫を良く観察してほしい。親に聞きにくいことがあったら、遠慮なく聞いて欲しい」と激励のメッセージが贈られました。
受講生からは活発な意見がなされ、「講義を受けてから現地視察したことで、生育の見方がよくわかった」「近藤指導農業士から栽培方法を学べて勉強になった」等の声が聞かれ、有意義な研修会となりました。次回は8月下旬にてんさい、豆類をテーマに「第3回ふるさと塾」を開催する予定です。
たまねぎの栽培方法を学んでいます
近藤指導農業士とたまねぎ・ばれいしょの生育についてほ場で意見交換しました