初めての菜豆栽培講習会を開催(美幌支所)

 令和4年12月19日(月)、普及センター美幌支所は大空町女満別地域の菜豆生産者全戸を対象とした栽培講習会を初めて開催しました。

 当地域は菜豆生産者が約70戸おり、食用や種子用などオホーツク管内で生産される赤系金時の4割以上を占める一大産地です。近年の気象変動の中でも実需者や消費者から喜ばれる品質の菜豆を毎年しっかり出荷できるよう、美幌支所は令和3年度から農協やビーンズファクトリー(オホーツク農協連)等と連携して、は種から収穫までの栽培体系の見直しに取り組んでいます。

 講習会では北見農試より、既存品種と比較した新品種「秋晴れ」の特徴と、病害虫防除の効果を高めるポイントについて情報提供して頂きました。美幌支所からは、今年の気象経過・作柄と、栽植密度の試験結果や適期収穫など安定生産に向けた取り組みを紹介しました。「栽植密度の違いが生育に及ぼす影響など、日頃から感じていた疑問が解消できて良かった」「当地域では初めての菜豆生産者向け講習会だったが、各集落から出席者が来ていたので女満別地域にとっても良い講習会になったと思う」など、農業者から多数の質問や今後の活動に期待する声が挙がり、次年度に向けて弾みがつく講習会となりました。

菜豆の栽培技術を指導する山本普及指導員(左)と北見農試の田澤研究主任(右)

菜豆の栽培技術を指導する山本普及指導員(左)と北見農試の田澤研究主任(右)

若手からベテランまで講習内容に耳を傾けました

若手からベテランまで講習内容に耳を傾けました

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