女満別町稲作生産組合の栽培講習会を行いました(美幌支所)

 令和5年3月10日、女満別町農協にて稲作生産組合の施肥講習会と相談会が開催されました。普及センター美幌支所は、もち米の安定生産に向けて施肥や水田管理・収穫等の基本技術の普及に取り組んでいます。その一環として、令和2年度より農協と連携して土壌診断の実施を呼びかけ、施肥設計を毎年支援してきました。経営移譲して間もない若手農業者が多く参加した今年の相談会では、現状の施肥方法や水稲の生育経過を意見交換しながら施肥量・銘柄の見直しを図ることができました。

 また、令和5年3月17日には稲作生産組合の総会が開催され、全戸を対象にもち米の品質向上に向けた講習を行いました。講習会では農業者・農協・普及センターが一丸となって取り組んだ水稲の観察記録に基づく適期作業の推進により、一等米比率が年々向上している成果を報告しました。

 農業者からは「以前の作業時期は暦で考えがちだったが、水稲の生育を記録するようになってから適期を意識するようになった」「普及センターが提案する収穫開始日は早すぎると感じたが、収穫してみたら品質は以前より向上したので取組を継続したい」等の声があり、適期作業が定着しつつあります。

 まもなく水稲のは種作業が始まります。普及センター美幌支所は今後ももち米の安定生産に向けて地域農業者を支援していきます。

相談会で施肥量を農業者自らが計算できるようサポート

相談会で施肥量を農業者自らが計算できるようサポート

地域一体となって取り組んだ適期作業の推進成果を共有

地域が一丸となって取り組んだ適期作業の推進成果を共有

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〒092-0027網走郡美幌町字稲美150番地6

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