美幌支所では、菜豆の生産が盛んな大空町女満別地域を対象に安定生産に向けた活動に取り組んでいます。9月9日(金)に、JAめまんべつと連携して本郷地区で収穫前目合わせを開催し、11名の生産者の他、JAや北見農業試験場も参加し、収穫適期の検討を行いました。
目合わせでは、生産者が持参した株を生産者と共に手作業で脱穀し、子実の色や硬さ、水分を測定しました。その結果、多くの畑で機械収穫に適した登熟度合に達していることが分かりました。
測定後は、それぞれの畑の株を見比べながら活発な意見交換が行われました。参加者からは「農業試験場の方と品種特性や防除について話ができて、参考になった」「どの畑の豆は収量が穫れそうか等、皆で見比べることができて面白かった」といった声が聞かれました。
目合わせで得られた結果は、当日のうちにFAX情報を通じて女満別地域の菜豆生産者に共有され、収穫時期の判断材料として活用されました。
子実は赤く色づき成熟期を迎えていました
生産者が互いの株を見比べながら情報交換しました