令和4年9月29日、津別町恩根地区にて、対象農業者1戸と普及センター担当者4名で、小麦は種時の自動操舵と手動操舵における作業者の疲労度(身体的、精神的負担等)を比較しました。
自動操舵での作業は、手動操舵に比べてハンドルを握る時間が短くなり、疲労軽減につながることがわかりました。農業者への聞きとりでは「自動操舵は、旋回時を除き、畦がずれないよう常にハンドルを握らなくて良い。おかげで精神的ストレスから解放され、腕や目の疲労が軽減された」「作業の進捗を見渡せるようになった。自動操舵を導入した甲斐があった」等の声がありました。
1戸あたりの作付面積が増加する中で、自動操舵はますます、農作業において必要不可欠なアイテムになりつつあります。今後も普及センターは関係機関と連携しながら、スマート農業に関する支援を行っていきます。
調査における打ち合わせ
自動・手動操舵でのハンドルを握る時間の測定
作業に関わる疲労状況の聞きとり