地域第二係重点地区で秋まき小麦越冬前調査を実施しました(清里支所)

地域第二係重点地区で秋まき小麦越冬前調査を実施しました(清里支所)

11月16日(水)、清里支所において、地域第二係の重点地区である斜里町秋の川で、令和5年産秋まき小麦の越冬前調査を実施しました。調査の目的は、地区の秋まき小麦の生育が、越冬前の生育目標内(茎数850本/㎡、葉数5.0~6.0枚)かを確認することです。
越冬前の生育目標に到達していない場合、生育が不十分なまま春を迎えることとなり、雪腐病や凍上害の被害を受けやすくなります。逆に超過した場合、越冬後、過繁茂になり越冬後の追肥による茎数コントロールが困難になる他、茎葉が軟弱に生長し、倒伏や病害虫の被害を受けやすくなります。
普及センターでは毎年越冬前の生育データを計測して、結果を重点地区農業者に報告し、講習会を通じて他地域の農業者にも情報発信しています。今回の調査結果から生育は順調に進んでいることがわかり、今後は越冬後の追肥作業、病害虫防除に向けた提案を地区農業者に向けて行っていきたいと考えています。

越冬前調査の様子

越冬前調査の様子

葉数を調査しています

葉数を調査しています

茎数を調査しています

茎数を調査しています

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