北見市柏木地区の重点地区懇談会を開催しました!!（本所）
12月7日に、重点地区である柏木地区の生産者を対象とした懇談会を普及センターで開催しました。内容は「今年の農作物の生育経過」、今年重点地区で取り組んだ「カットブレーカーの施工効果」「ばれいしょの安定生産に向けて」「小豆の肥料の施用量試験結果」についての報告と意見交換です。
「農作物の生育経過」では今年から地区の要望を受け、重点地区の農作物生育を調査し、北見地区全体と比較して状況を報告しました。
「カットブレーカーの施工効果」では、昨年秋に施工した畑に作付けしたたまねぎとてんさいの生育、収量、品質の違いを報告しました。また今年は馬力の小さいトラクターでけん引できるカットブレーカーminiで心土破砕を実施し、施工前後の畑の状況を説明しました。
施工した生産者からは「カットブレーカーminiはうちの馬力の低いトラクターでも施工できた」や「良いと思っていた畑の土が、思っていたより硬いことを実感した」など施工や調査に対する感想を聞くことができました。
「ばれいしょの安定生産に向けて」では、培土と収量の関係、そうか病と交換酸度（y1)の関係、粉状そうか病の対策試験で調査した結果を報告しました。
「小豆の肥料の施用量試験の結果報告」では、慣行区と減肥区で収量に差が無かった結果となり、資材高騰の状況下で明るい話題となりました。
懇談会ではJAや市役所の担当者も交えて情報共有や意見交換を行いました。今後も地域の課題解決に向けて取り組んでいきます。
